『王舎城の悲劇・観無量寿経を巡って』

定例法話のご案内

 原則的に  毎月第3木曜日 午後7時半から
瑞興寺本堂にて

 

中川皓三郎師(大谷大学講師)が、いわゆる王舎城の悲劇を舞台にして説かれた「観無量寿経」をベースにして、浄土真宗を語られます。

1995年1月に第1回目の講話が始まりました。
どなたさまでも ご自由に聴講できます。

 

観無量寿経のあらすじ

 

王舎城(おうしゃじょう)の悲劇とは、お釈迦様(釈尊)がインドに居られた頃、

王舎大城に於いて、阿闍世(あじゃせ)王子が父の頻婆娑羅(びんばしゃら)王を幽閉して殺し、王を助けようとした母の韋提希(いだいけ)王妃をも殺そうとした事件です。

 

 

ダイバ、神通を現じてアジャセに悪業を勧める

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イダイケ夫人、幽閉中のビンバシャラ王に食をすすめる

この事件の背景には、

□ビンバシャラ王が仙人を殺し、世継ぎの子を得ようとしたこと。

□世継ぎの赤ん坊が生まれ出たのち、その赤ん坊(アジャセ)をビンバシャラ王が殺そうとしたこと。

□以上2つは、予言者の言にビンバシャラ王が惑わされてやったと。

□釈尊の従兄弟である提婆達多(ダイバダッタ=ダイバ)がアジャセに父王・ビンバシャラ殺しをそそのかしたこと。

などがあり、

□さらに、アジャセが母・イダイケを殺そうとするときに、差別発言があったこと。

などなど、息もつかせぬストーリーです。

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□そんな悲劇の中で、泣き崩れるイダイケ(韋提希)にお釈迦様(釈尊)が救いを説くのです。

□このときの説法が「観無量寿経」です。

アジャセ、剣を抜いてイダイケ夫人を害しようとする

++++++++ 定例法話のあとで座談会もあります ++++++++

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