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このような催しが盛況の内に催されました。 |
顧倒 2002年5月 No.221号より掲載
- ＠4月２日、本山の「全戦没者追弔法会」に
参加しました。昔は、「戦没者追弔会」として
勤められていました。「戦没者」なら、
それは戦死した人に限られてしまうでしょう。
戦争でいのちを亡くしたされた、
もっと多くの人々がおられることに
気づいてなかったのです。
日本でも数百万の市民が死に、東アジアで
二千万人ものいのちが殺されました。
そのことにようやく気づいた私達は
『全』と『法』の字を法要の名告りに加え、
「不戦を誓う法要」として再出発したのでした。
『有事法制』などという時代遅れの法律が
国会で審議されつつある今こそ、
過去、現在そして未来の戦争はどうなのかと、
想像力も豊かにせねばなりません。
仏の「十方衆生」という呼びかけに
応えるためにも。
このような催しが盛況の内に催されました。
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2002.4.13朝日新聞より抜粋引用************************************************************